瑠璃side

私が屋上で泣いていると、

遥綺「瑠璃…?」

瑠璃「は、るき」

私は遥綺に抱き締められた。

遥綺「逃げちゃだめ…」

わかってる…そんなこと…

遥綺「瑠璃…?瑠璃が辞めるなら僕も辞めようと思うんだ」

瑠璃「えっ…?」

遥綺が…?

そんなの…

瑠璃「絶対ダメ…」

遥綺「どうして?」

瑠璃「遥綺は帝王バスケ部に必要だから」

遥綺「そんなの瑠璃もじゃん」

えっ…?