私は琥珀に手を引かれ席に座った。

瑠璃「手…」

琥珀「あっ、ごめん」

そういい琥珀は手を離した。

なんだかちょっと寂しい気がした…

瑠璃「あの4番ドリブルして走ってるのに相手側の子が追いつかないなんて…」

琥珀「あいつは、俺達でもついてくのがやっとなんだ」

瑠璃「しかも抜くのが上手だね…」

琥珀「あいつがボールを取れば俺達でも止めれない」

瑠璃「でも…」

琥珀「ん?」

瑠璃「ううん、何にもない!」

あの4番、抜く時なんか癖あるな…。