私は、琥珀に手を引かれ試着室に入った。

瑠璃「1人でいいよ」

琥珀「さっき助けてあげたんだから問答無用」

…助けてあげたとか言われた言い返せないじゃんか。

瑠璃「手、出して」

琥珀は不思議そうに手を出した。

私は鞄からタオルを出して手を縛った。

瑠璃「このまま後ろ向いててね」

琥珀「は⁈警戒しすぎだろ」

…警戒しますよ、そりゃ

瑠璃「はーい、後ろ向いて」

私は琥珀を後ろに向かせ水着を着替えた。

上だけでいいよね?

あれ?

蝶々結びができない…

私は1人で苦戦していた。