瑠璃side

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瑠璃「もしもし?」

琥珀「久しぶり、瑠璃」

ー!

久しぶりの電話で私は嬉しくなった。

瑠璃「久しぶり‼︎練習は?」

琥珀「今は大丈夫。ていうか夕立だな。今日は」

するとポツポツと雨が降ってきた。

琥珀「瑠璃に会いたくしょうがない」

瑠璃「…私もだよ」

琥珀「今すぐにでも抱き締めたい」

瑠璃「う、ん…」

琥珀「泣くなよ」

えっ⁈

私は声のした方を向くと

そこには、雨に濡れて笑っている琥珀がいたんだ。

琥珀「瑠璃、久しぶり」

琥珀は私に微笑んで言った。

私はその瞬間携帯を地面に落として琥珀に抱きついた。