瑠璃side
朝2人とも寝坊して忙しい朝だった。
誠さんに空港まで送ってもらって中に入るともうみんな待っていて、
そして、もうすぐ時間…
櫂人「瑠璃、お元気で」
瑠璃「櫂人もね!」
蒼汰「気をつけろよ」
瑠璃「うん!蒼汰も気をつけてね」
悠翔「瑠璃、無理するなよ」
瑠璃「しっませーん!」
遥綺「瑠璃、ばいばい…」
瑠璃「うん、ばいばい…」
私は涙を堪えながら一人一人ハグをした。
そして、最後は琥珀…
瑠璃「琥珀…」
琥珀「4年後まで元気でな。溜め込むなよ?体調気をつけろよ?」
瑠璃「うん…琥珀もね」
琥珀「連絡するから」
そして、琥珀は私を抱き締めた。
アナウンス「アメリカ行き方は…」
このまま時間が止まればいいのに…
そんな願いは叶うことなく、
琥珀「そろそろ行くな…」
琥珀は私にキスをして離れた。
瑠璃「待ってるから…。みんな!頑張ってね!」
私はこぼれてきそうな涙を拭って笑いながら言った。
みんな「おぅ!」