梅雨がやって来た。
私の成績はまあ、平均といったところだった。あれ以来目立った事件はなかった。変わらずバックヤードユニオンは闊歩(かっぽ)していたが、私に直接影響はなかった。
部室では優介が筋トレをしていて、いつも通り鏡の中の自分に話しかけていた。
もう、そんなのにはとっくに慣れていた。
ある日の放課後、牧野が部室にやってきた。
「どうだ? 捜査は進んだか?」
「いえ、残念ながら、進展はありません。あの火事についても依然犯人は不明です。すみません」
のぞみはいった。
「いや、謝ることはない。僕ら教師陣も完全にお手上げだ」
私の成績はまあ、平均といったところだった。あれ以来目立った事件はなかった。変わらずバックヤードユニオンは闊歩(かっぽ)していたが、私に直接影響はなかった。
部室では優介が筋トレをしていて、いつも通り鏡の中の自分に話しかけていた。
もう、そんなのにはとっくに慣れていた。
ある日の放課後、牧野が部室にやってきた。
「どうだ? 捜査は進んだか?」
「いえ、残念ながら、進展はありません。あの火事についても依然犯人は不明です。すみません」
のぞみはいった。
「いや、謝ることはない。僕ら教師陣も完全にお手上げだ」