「その、猫の、ゴンタ？」
「ゴンザブロウ3世です」
「そうでしたね。特徴を教えてください。南雲、メモ」
のぞみがいった。

「はい！ どうぞ」

「えーと、毛は三毛、目は黄色、メス、5才、好物はおかか、尻尾が短いです」

私はメモをとった。

「分かりました。お名前は？」
「小路 綾（コウジ アヤ）です。ゴンちゃんは寂しがりやです。早く見つけてあげてください。私夜も寝れなくて」

「ご安心ください。猫探しには15件の実積があります。だからベイビー、ドンウォーリー、心配しないで」
優介が身を乗り出した。
この人……、


変！！