これで学校はおとなしくなったか。
いや、ゆっくり、ゆっくりとだが逆に進もうとしていた。

どうせ勉強したところで、何かがあって減点されるんだ。


そう考える生徒もで始めた。
彼らは賢と真佐人を支持した。
でもそれは、本当にごく一部の生徒で、大多数はこれ以上騒ぎを起こさないでくれと、祈っているのだった。