するとどこかから聞こえてくる愛しい人の声。




「1人じゃねぇ!!
お前は1人じゃねぇんだ!!俺の知ってる桜木捺芽はそんな奴じゃねぇ!捺芽!!お前は生きろ!!」











一寸の闇が光に照らされた。












「……め…」
「……ら…ぎ…」











「……め!!」
「…く…らぎ!!」










あ……れ……?









誰かに呼ばれてる…?









空青くんの笑顔が見えた気がした。