「 だけどね。

私は病気なの。

これからは治療に専念するの。

だから、今はツルツルの肌も 、茶色の自慢の髪も、ぜーんぶ…消えちゃうんだよ?

普通の人は、
耐え切らないかもしれない。

でも私は前を向くって決めた。

もう泣かないって決めたの。


だから仁。

仁には普通の女の子の方が似合うよ?


私といない方が幸せだと思う。

本当は言いたくない。


でも。仕方ないの。



仁。



別れよう…。





私の病気が治って、もう一度

仁の彼女に相応しくなったらもう一度会いにいきます。

でも、好きな人ができたら言ってね。



ちゃんと、諦めるから」