私は自転車を降りた。

仁も自転車から降りて
2人一緒にで学校まで歩く

仁とは同じクラス。




最高だと思ってるんだ。

これから、大好きな人の勉強している姿や運動している姿を見られるんだよ?


神様に感謝です。



私は両手で一生懸命自転車を支える。



この自転車、案外大きいんだよね。



仁は私の顔を見て、笑ってる。

「 ちょっと…仁!
何がおかしいのよー‼︎ 」

「 ごめん。
ちょっと夢が真剣すぎて… 」


ひ…ひどい



仁は私の顔を覗きこむようにして、私を笑顔でみつめる。



「 ゆめ。怒った? 」

私は頬を膨らまして怒ったふりをした

「べーつーにー 」

「 ゆめ、こっちむいて」


「仕方ないわね 」と、
私は仁に顔を向ける。


仁は私のおでこにキスをした。


不意にキスされて、私は自分でも顔が真っ赤になるのが分かる。


仁も顔が真っ赤だ


「 じゃ、俺もう行くから。
また、教室でな…!」


仁は耳まで真っ赤にして
走って行った。


「 仁…。可愛すぎだよぉ 」




私も急ぎ足で学校へと向かった。