そんなときに、彼はやって来た。




───よりによって、どうして今来たんだろう。





これも神様の悪戯かな…?







じゅんが開けてったカーテン






そのカーテンから顔を出した彼に、心臓がバクバクゆってる。









まだ、心は変わってない。







まだ、彼が好きなんだ、私。







「よぉ。 」






じゅんと同じ挨拶をした彼に





じゅんと同じ視線は向けられない。









「仁…。 」











ああ…今日も空が綺麗だな