「 私は本当にたくさんの人に支えられたね。幸せだったよ。」 フェンスを超える。 怖いから、下は見ない。 「 仁みたいな素敵な彼氏と付き合えて幸せだった。こゆ、はるちゃん、信くん、一条…そして、なる。あなたたちみたいな元気な人に会えて…私はたくさんの喜びをもらった。 本当にありがとう…。 」 私は 屋上の端に靴を並べ、 目を瞑り、下へ勢い良く飛び降りた。 さようなら。