「 なる…。」
聞きたいことはたくさんある。
一番に聞きたいこと…
それは、、、
「 じゃあ、なんで友達になったの? 」
なるは目をウサギみたいに赤くして答えた。
「夢の悪いところ…見つけたいって思ったの。
でも、夢に悪いところなんてなかった。
最初は偽善者ぶってる女だと思ってたのに…驚く程にいい子で…。
初めて、友達になりたいって思ったのに… 」
なる…。
何か勘違いしてるね。
私は、そんないい子じゃないないよ…?
仁が好きすぎて
嫉妬でおかしくなって…
なるのこと、嫌いになりそうだったんだよ?
一番の友達だと思ってたのに。
「だからね、なるが病気になったのは、すごい嬉しかった。 」
私の身体が固まったように感じた。
なるに対する思いが掻き消された。
そんなことを思ってたの?
私は苦しかった…すごく。ものすごく。
こんなにも苦しいのに
なるは嬉しかったたんだね。