「大丈夫真夏ちゃん!?」




「すいません…」




もう涼助先輩、早く合宿所に戻って欲しい…

今は恥ずかしくて顔みれないよ!



「…痛いの痛いの海までとんでいけっ!」




「えっ…」



あたしの頭を撫でながら、そういって微笑んでくれた涼助先輩。



なんで…



なんでそんなに優しいんですか?





涼助先輩…




あたし気づきました。




あたし涼助先輩が、好きです。