そして、数週間後。
「瞬一先輩!がんばれーっ!」
県大会の次に出場を決めた瞬一先輩。
あたしは無理言って瞬一先輩のマネージャーとしてついて来た。
瞬一先輩はさすがにここまでくると、瞬一先輩の泳いだ組では4位という結果で終わってしまった。
2階の観覧席から階段をおりて、瞬一先輩のいる更衣室周辺へ向かう。
「瞬一先輩!お疲れ様です!」
タオルを渡すと無言で受け取った。
他の人がいると今まであたしに接したみたいに冷たい。
ほかの人には本人が言うには、偽スマイルを振りまいているんだとか。
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