待ち合わせの店が見えた。
あの後ろ姿は瞬一先輩!
「瞬一先輩っ!」
「…うるさい」
「へっ!?すいません…」
瞬一先輩の隣でクスッと笑うのは翔。
「瞬一先輩と真夏って仲良いんですね!」
あ!ゆりっ!
ショーパンとカンカン帽がよく似合う!
そのとき瞬一先輩が口を開いた。
「そんなことねーよ」
瞬一先輩に否定されたぁ〜
「じゃぁそろそろ行こう」
翔の発言でみんなが動きだす。
翔が先頭で、その後を歩くゆり。
2人…朝から話してないのかな…?
「瞬一先輩…ちょと聞きたいんですけど…」
いつもより小さい声で瞬一先輩に話しかける。