数日後!



「じゃぁ翔!明日忘れないでよ!」




「わかったっつーの!!何回言うんだよ!」



帰りの電車が一緒になったから、電車に乗る前に駅で確認する。




電車に乗ると結構混んでいた。




「真夏、あっち空いてる」




「じゃぁあっち行こう!」




あたしと翔は車両を移動する。





「おい真夏、見ろ」




「あっ!」





瞬一先輩発見!




歩いて近寄る。





「瞬一先輩っ!明日…覚えてます?」




目だけあたしを見ている。





「あぁ…9時に海だろ。あの店の近くの…」





「はいっ!じゃぁ楽しみにしてますね!」





「…おう」





そして瞬一先輩は降りて行った。





「やっぱ俺あの人の事全然わかんねぇや。涼助先輩なら話しやすいんだけど…」