瞬一先輩の足音が聞こえなくなった。



そろそろいいよね?




目をあけると…






「…ネックレス…?」





これって疲れをとるっていう…





「なんで…?」





目の前には紙が1枚落ちていた。





『身につけておけ。ゆっくり休め』






瞬一先輩…



なんで…




最近大会前で練習遅くて疲れてたけど…気づいてこれくれたの?




瞬一先輩…どうして?



そして1番下に瞬一先輩のメールアドレスが書いてあった。


…お礼言わなきゃ…

そして理由も聞かなきゃ…




あたしはその紙をしっかり握り、家に帰った。