そして、月日は足早に過ぎて行った。

 あの日から、どれだけの涙があたしの身体の外に出たのだろう……。

 抜け殻のような生気のない顔。

夜の闇が恐くて毛布を被り続けて朝を迎える。

 生きている意味さえわからない……。ボロボロになっていた。