優作の不思議そうな問いかけに少しだけ……ドキドキした。

 毎日のチャットで知った翔吾の好み。見せる事はないとわかっていても、少しずつ翔吾の好みに染まっていく。



 優作に身体を預けながら、心はバーチャルな翔吾に奪われいてた。

 これは……浮気なのだろうか。

 鏡に映る新しい自分を見て苦笑した。