「千尋‼‼‼」

千尋をつれて

その手には銃を持っていた

「私でる」
「美織やめろ‼
今でたらやつらの思うつぼだ‼」
「分かってる!
でも私が行かなかったら千尋が…」

ギュッ

翼はそっと抱きしめてくれた

「それにこんなに震えてんのに…
いかせられるわけねぇだろ…」
「翼…」



私は初めて自分が震えていることに気がついた