すると宅配便の人は段ボールを投げ捨てて去っていった

私たちは顔を見合わせた

そして確信した
やつらの傘下だと

「やつらの傘下だったな
やっぱり」

「ええ…
でもどうやって入ってきたのかしら?
警備もかたいし…

それになんで傘下だと分かるような行動をして帰っていったのかしら…」

「でも…
これだけは言える…

嫌な予感がする」

「私も同感」





すると投げ捨てた人が戻ってきた