(美織side)
今日は花火大会である

そのため浴衣に着替えさせられた

翼に

「うん、似合ってる」
なんかあれからやけに積極的だな

「ありがとう」

そういうと優しく微笑んでくれた

この笑顔のおかげか煇のことでなくことがなくなった

私のお兄ちゃんみたいな人だったから…

翼が私の中で煇以上になってきている証拠だな

「じゃあ行くか」
「うん」

私たちは手を繋いで歩いていった

その日の花火はとてもきれいで来てよかったと思った