後ろを見ると2人が心配そうに私をみつめていた

「大丈夫だ
心配するな」

「でも…」
「2人ともありがとう
私は電話するな」

そういって私は電話した

「藤さん?
仕事片付いたから帰るな
え?
ああ、あいつらの傘下だった
そんな心配するな
じゃあ報酬期待してるからな」

そういい私は電話をきった

周りがざわついていたからか千尋がこういった
「みなさんお騒がせしました
私達はもう帰るので
体育祭の続きをどうぞ」

何事もなかったように3人でその場を離れた