「なん…で…

そん…な…嘘よ…

煇は死んだのよ‼

私をかばって‼」

「嘘をいうわけないだろ

信じられないと思うが…

あいつは生きていたんだよ…

それに…お前をかばったというやつだが…今調べてみたら死んでなかった
それにお前は死んだあいつを実際みたか?
お前は彼の親に聞かせられただけだろ」

確かに…私は煇の親に聞かされただけだ

それに…煇の墓は違うところに作るからだいぶ遠いところだし、悲しみがまた襲ってくるから来なくていいよって…

それでもいいからいくっていったら怒られた…

今考えるとつじつまがあう…


「わかったか?

つじつまがあうだろ?」

「でも‼
だからといって煇が束ねているわけないでしょ!

それに!私をかばってくれたのは事実!

第一親がいなくなった私を支えてくれたお兄ちゃんみたいな人だったのに!」

「その件もだが…

親がいなくなったのは煇のせいだ」

は…?