その場に茫然と立ちすくむ俺。 「行くぞ、整列だ」 ポン、と俺の肩を叩いて須藤先輩が言った。 その瞬間、あふれ出る涙。 「-っ、す、みませんっ・・・・・!」 「よく頑張った。ありがとな」 須藤先輩は俺の肩を抱いて、列へと歩き出す。 「礼!!」 「「ありがとうございました!!」」 お互いの監督に集合して、話を聞く。 その間も、涙は止まらない。