あぁ。なんでこんな恋ばっかなんだろう
そう、ふと思い空を見上げた。
君が見ている空は何色ですか?
私が見ている空は涙色です。
同じ空を見ているのでしょうか。
すがすがしく綺麗な真っ青な空を
見ているのですか?


3.××日。
高校デビュー。
そう、まさに華のJKってやつ?
真剣にがんばって勉強して志望校に
受かった 私、「未衣美」は
とてもテンションが上がりつつも
少し控えめに清楚を演じようと思っていた。

「あー彼氏できたりして❤︎」
「新しい恋落ちちゃったりして❤︎」

そこらへんの女子が言っている言葉に
私は耳も傾けなかった。
恋なんて時間の無駄。
恋人より先に友達ね。

_ガラガラガラ_

あ、担任の先生だ。

担任「担任の竹下慎吾だ.よろしく」
「よっ、しんちゃん」
クラスのみんなはそれだけで笑っていた
ただ同級生が言葉を言っただけで。
私は、うるさいものが嫌いだ。だから
とても気に入らなかった私は
ふくれっ面で1日を過ごした。