その頃になると私は坂野くんとよく連絡を取るようになっていた。


「え、いいなぁいいなぁ!メアドとか持ってるのぉ?」


「う、うん」


「杏も欲しいぃ!」


そうしてわいわい騒いでいるうちに昼休みは終わった。