どんどんどんどん走って走って…
あたし
どのくらい走ったのかしら?
なんだか足が勝手に動いている感じ。
あれ?
止まりたいのに止まれない。
ふと足元を見てみると
裸足で飛び出したはずなのに
いつの間にか
あたしは靴をはいていた。
この靴が勝手に動いて
あたしを走らせているみたい。
いい加減疲れてきたわ。
もう限界!
「靴さん!ちょっと休みたいのだけれど、止まってくれないかしら!」
そしたら靴は
ぴたっと止まった。
いきなり止まるから
反動でしりもちついちゃった。
ひどい靴!
でも
よく見てみると
その靴は
りんごみたいに真っ赤な色をしていて
少し派手だけれど
つるつるでピカピカで
リボンがちょこんとついている
すごくかわいい靴だった。
「あなた、よく見るとすごく素敵な靴ね!」
そういうと
赤い靴は素敵なステップを踏み出した。
まるで
あたしが素敵なダンスを踊っているみたい。
あたしはこの赤い靴が
とても気に入ったんだ。
「あたしたちはもう友達ね!」
赤い靴も、大きくうなずいてくれた。
あたし
どのくらい走ったのかしら?
なんだか足が勝手に動いている感じ。
あれ?
止まりたいのに止まれない。
ふと足元を見てみると
裸足で飛び出したはずなのに
いつの間にか
あたしは靴をはいていた。
この靴が勝手に動いて
あたしを走らせているみたい。
いい加減疲れてきたわ。
もう限界!
「靴さん!ちょっと休みたいのだけれど、止まってくれないかしら!」
そしたら靴は
ぴたっと止まった。
いきなり止まるから
反動でしりもちついちゃった。
ひどい靴!
でも
よく見てみると
その靴は
りんごみたいに真っ赤な色をしていて
少し派手だけれど
つるつるでピカピカで
リボンがちょこんとついている
すごくかわいい靴だった。
「あなた、よく見るとすごく素敵な靴ね!」
そういうと
赤い靴は素敵なステップを踏み出した。
まるで
あたしが素敵なダンスを踊っているみたい。
あたしはこの赤い靴が
とても気に入ったんだ。
「あたしたちはもう友達ね!」
赤い靴も、大きくうなずいてくれた。