大「さんきゅ。でも、今でもお袋の夢をみるんだ。それで勝手に怖がって。けどもう平気な気がする。姫菜に打ち明けただけで、心が軽くなった」 「それはよかった。てか、さっきから我慢しないで、泣いていいんだよ。本来なら、泣くのは俺じゃなくて大地なんだから」 俺がそういった途端。 大地の目から涙が溢れた。