転校先は、男子校⁉〈上巻〉【完】



俺はそれを受け取って着替えにいった。



しばらくして。

着替え終わったけど…

「こんなの、にあわねーよ…」

絶対男装だって、ばれんだろ。



優「姫菜?おわった?」

「おぅ」


そういって、リビングに入る。



優「おぉー。見事に変身したな」

母「さすが姫菜♡かっこいいー♡」

父「姫菜…お前、なんでも似合うんだなぁ…」


テンションの高い優兄と母さんに比べ、親父はなんかうなだれてる。



なんでだよ。



優「まぁ、とりあえず学校いこーぜ。そろそろ時間がやばい」

母「あら、あたしたちも時間ないわよ。準備しないと。
優、姫菜、気をつけてね」

父「気をつけて。」


「おぅ。それじゃ、いってきまーす」

俺は優兄と家をでた。



登場人物しょーかいでーす‼


鈴乃姫菜 すずの ひめな
男勝りで、一人称は俺。
美形でなんでもできる。
短気で、喧嘩っ早い。


鈴乃優 すずの ゆう
姫菜の兄。
美形。
なんでもできる。
東光学園バスケ部キャプテン。



鈴乃風太 すずの ふうた
姫菜と優の父親
見た目20代の40歳

鈴乃理華 すずの りか
姫菜と優の母親
見た目20代の40歳








では、本編にもどります→



うわぁー…

あいかわらず、でけーな…



優「姫菜。名前、なんて呼べばいいかな?」

あ、名前…

「あ、忘れてた。んーと、じゃあー…

陸、とか?」

優「おぅ、じゃー陸な。
まず、陸は理事長室行けよ?」

「は?なんでだよ」

優「理事長がよんでんの。でさ、連れていってやりたいんだけどさ、これからバスケ部のミーティングあるんだわ。だから、1人でいってくれな」

「わかった」

なーんだ、優兄来てくれないんだ。
まぁ、いいや。
ついでに探検でもしよー。
とかいって、迷子になったりして。



まぁ、それはないか。










優「おぅ‼って、またかよ…」

優兄がうなだれた。

優兄が見たほうを見てみると…




うげっ‼
なんじゃこりゃ。



校門の前には女子がたくさん。
てか、あそこ通れなくね?
女子が邪魔で。


「またってことは、あれ毎回あるんだ?」

優「毎回ってゆーか、毎日だよ。もううんざりだわ。まぁ、仕方ねーな。いくぞ、陸」


俺は優兄の後をついて行った。



女子「「「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ‼‼」」」」」

女子「優様ー♡」

女子「あら?優様の隣にいる方は…?」


女子って、こんな声でんの?
(あなたも女子です。)
うるさ…

優「あ、みんなおはよー」

てか、優兄、普通に話しかけてるし‼
すげーな…

優「あ、この子ね、俺の弟♪陸っていうんだ」







「……どーも」

あいさつしなきゃいけないと思ったから、一応反応はしておいた。

女子「「「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ‼」」」」」




うるせっ‼‼


俺は耳を塞いだ。



女子「陸様っ‼」


「へ?」

女子「「「「「これから、よろしくお願いしますっ‼」」」」」


「あ、よろしく。
そーいや優兄、バスケ部でなんかあるんじゃなかった?」


はやくここから出たくて優兄に話を振る。

優「あ、ミーティングあるんだった。
そんじゃ、みんなまたねー」


そういって、優兄は去っていった。


「じゃ、俺も用事あるからまたな」

そういって歩き出した。


女子「「「「「はいっ‼」」」」」


……いいお返事で。


俺は理事長室にむかった。



はぁ、やっとついた…

無駄にでかいこの学園。

しかも、廊下が長い‼


迷ったわー。
(やっぱり姫菜には探検はできないね)

ん?なんかいった?
(いえ?なにも?)


そう?喧嘩なら買うけど?(殺気
(ご、ごめんなさい…)


なんか逃げてるし。
まぁ、いいや。





(実は、姫菜も殺気だせます。
てか、紹介するの忘れてましたけど
ここにでてくる人のほとんどは喧嘩できます‼
まぁ、最強は姫菜ですけどね?)