私の家から学校までは自転車で10分程度のところにある。
「よーし。着いた。そこで待ってて」
「OK!」
小学校からずっと登下校はいつも一緒で、いつもこんな感じで颯太の後ろに乗せてもらってる。
もちろん先生には内緒でっ
だから、付き合ってるって見えても仕方ないのかなぁ。
といってもあんまり話すほうでもない。
だから、自分がたまにわからなくなる・・・
「ゆいちぃ!おはよー!」
声をかけてきたのは友達のみなみと芽衣。
芽衣は同じバスケ部マネで知り合って、みなみは中学も一緒。
「おはよう!」
「来て来て!」
みなみに連れられて、掲示されてた新クラス表を見ると・・・