そんな待たせた時間で雅也が察知したのか。

「彩花?どうしたの?
…恐い?変な男じゃないかと疑ってるの?
恐いなら止めようか?」


止めようか?の文字に今まで悩んでいた気持ちが一気になくなった

自分の携帯番号を入力して送信した

送った後もどんな男かわからないのに、ネット犯罪も増えているのに。とまたモヤモヤし始めた。

変な男でもしかしたらどこかの掲示板に張り付けたりとかしたりして…。
なんていつもの持ち前のマイナス思考がムクムクと顔を出した


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