俯きがちに見える景色は私が着ている 真新しい紺色のセーラー服と、 この場所には似つかわしくない 場違いの純白の白いソックスだけだった。 『…、………。』 マイクの前に立って口を開いてみたものの、言葉が出てこない 何一つ、出てこなかった