「はぁー、おわった。」

時刻は5時20分を指している。

あわてて帰る準備をして、学校をでる。

もう一時間も大輔を待たせている。

今日は久しぶりに生徒会の仕事が多かったからなぁと思いながら、大輔に電話をかける。

”もしもーし”

”あ、大輔?ごめんね、こんな時間まで待たせちゃって…。いまどこ?”

”んーん、大丈夫だよ。いつもおつかれさま。いま、俺の家の近くのコンビニだよ。”

”ありがと。いまから、向かうね。”

そういって、電話を切りコンビニへと急いだ。



「大輔ー!
ごめんね、待ったでしょ。」

「ううん、全然大丈夫だよ。いこっか。」

「うんっ。」

大輔はホントに優しい人だ。
私が中学二年のときから、付き合っている。初めてあった時から、優しくて面白い人だった。