優「改めて、おじゃましま~す
  って、翔太は?」


あれ?翔太がいない


優「おーい!翔太?
  どこにいるー?おーい!」

翔「うるさいなー」

優「あっ!翔太!
  って、うお!!」

しょ、翔太が翔太が!
部屋着に着替えてる!!!!!
ウヒョーーーー!格好いいーー♡
ラフだけど似合う!

黒のTシャツに灰色のスウェット
さらに眼鏡!!似合いすぎ~
テンションが急☆上☆昇!


翔「とりあえず座ったら?」

優「は、はははははい!」

翔「…」


や、ヤバい足が動かない
てか、動けない
一歩でも動いたら翔太に抱きついてしまう!!!


翔「ほら?早く座れよ」


翔太はソファをポンポンと自分の隣を叩く


優「う、うん
  ちょっと待って!
  少し時間を下さい!!!」

翔「は?早くこいよ」


翔太が立ってこっちに来たーーーーー!
どうしよう!どうしよう!
はっ!そうだトイレに行く振りして
一旦落ち着こう!


翔「ほら、こいよ」

       パシっ

翔「は?」


つい翔太が伸ばしてきた手を叩いて
しまった!!
ど、どうしよう!マジどうしよう!


優「しょ、翔太?ゴメンね?
  今のは無意識っていうか
  何て言うか……」

翔「……」


翔太は俯いてる


優「ご、ゴメンね?」

翔「…………っう…
  うっ………グスッ……」

あ~~~!ヤバいヤバい