「結構です」

どいつもこいつも
もういいって

私のことなんかほっといてよ

と思ってると

「あっそ」

と呆気ない返事が返ってきたので
安堵して歩こうとすると

手の上のものが結構軽くなった

「ちょっ、ちょっと。いいって言っただろ」


なんとその男私が持っていた3分の2くらいのノートを持ってズカズカ前をあるいている

「準備室だろ」

「…………」