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二人三脚が終わり、あたしは舞ちゃんと応援席に戻った。
「良かった〜♪
ん？ 朱里？？」
舞ちゃんがあたしを心配そうに見てる。
…結果、あたし達赤軍は8位中3位で、まあまあ良く終えることが出来たんだけど…。
「…ぐすっ
あたしが、転んじゃったから…っ」
さっき、舞ちゃんが心配そうに見てたのは、あたしが泣いてるから。
…途中まで、あたし達は1位だったんだけど、
あたしが鈍くさくて何かにつまづき、転んでしまい…
当然、あたしと足を結んでいる舞ちゃんも転び…
…結果、越されてしまったんだ。
その後、先輩たちが頑張って…見事3位になれた。
「舞ちゃんも、巻き込むし…っ
ごめんね…っ」
あたしは、罪悪感でいっぱいだった。
