「オイ、陽翔…。佳織に言うのか?」
『言うしかないだろ。このまま黙ってもこっちだって辛い。真実を伝えないとな。』

オレ達は、幼稚園の頃から一緒だったんだ。
小学校、中学校も、そして無事同じ高校に入学できたんだ。

入学して、二年…もうそんなに経つのか…。

チッ)) どうして佳織がこんな事故に巻き込まれないといけねぇんだよッ!!

『じゃーな朔。自分を追い詰めるなよ?』
「あぁ。分かってるって…。じゃな。」

はぁ。頭を抱えた 溜め息も出ちまった。
冷たい…。何もかも。

アイツにあわせる顔がねぇーよ…。

懐かしい思い出が蘇ってくる。




----苦しい-苦しい-苦しすぎる----