『・・・・・・・・・クラ。』 「了解。」 こちらも許可が出た。 「んで、俺がアロン。Flyの長の<LON>だ。」 やっぱり、こいつか。 独特なオーラを放つ、薄茶頭ことアロンはきっと、 流れ的に長なのだろうとおもった。 「俺は、アロか?」 クスクス笑いながら問うアロンに素直に頷いた。 よしよし、とまた頭を撫でてくる。 どうして私はこんなにいろんな人からなでられるのだろう。 ま、いっか。 落ち着くし。