ある日、だいやに
「今日俺んち来ない?親かえって来ねぇんだ。」
と誘われた。
すごい嬉しかった。

家に行くとだいやの部屋に案内された。

そしていきなりベットに押し倒された、
怖かった。
だいやに「やめて!」って言うと
「なんで?俺のこと好きなんでしょ?」と言われた。
私はこんなことしたくて告白したんじゃなかった。
恋人らしくデートしたりしたかった。

でもだいやがこの先のことを望んでるならと思ってOKした。

私はこの日初めてを失った。
だけどだいやならいいや、って思ってた。

ある日、階段にだいやがいた。
だいやは同じ学年の人と話していた。

「お前さ、あの1年の子とヤッたの?」

「ヤッたよ。すんなりOKしてくれた。案外チョロいもんだな(笑)」

「サイテーだな(笑)」

私はなんのことかわからなかった。

そこに同じ2年の女子が来た。

「だいやー。あの1年の彼女はどうしたの?」

「なにいってんの?彼女じゃねーよ。彼女は萌、お前だけだって♪」

私は頭が真っ白になった。
ただ遊ばれてただけなんだって。
遊ばれてたうえ、初めてまで奪われた。
私いやのまえ前に出て

パンっ!!!

「サイテー!人の初めて奪っといて遊びだったの?信じてたのに…。」
とビンタをしてやった。

私は教室に帰って、親友の奈々に全て話した。
悲しくて涙が止まらなかった。