首元に顔を埋められると……
「合わせろよ?」
私にしか聞こえないぐらい小さな声で囁かれた。
「俺の彼女。ゆりな」
彼が紹介すると、視線が一気に私へと集まり、たじろぐ。
「おいっ!いつの間に彼女作ったんだよ!」
「まじ可愛いじゃん!」
「1年に目をつけたとはっ!」
頭の上で様々な会話が飛び交う。
「どこまでいってんだよ。エッチは?」
「さぁな」
彼は一言だけ答える。
私からは見えないが口角が上がってるような気がした。
そんな話題に男どもは興奮状態だった。
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