騒がしかったこの部屋もやっと静かになった。
ソファに腰掛けると、疲れがどっと出た。
「ゆりなごめんな。構ってやれなくて」
「ううん。私は駿也が一緒に居るだけで十分楽しいから」
そう笑顔で答えるゆりな。
もう俺はゆりなが天使に見える。
胸の奥がすげぇー熱い。
俺はぎゅっとゆりなを抱きしめる。
「今からしよ?」
「え?今、朝だよ」
「俺もう、我慢できない」
ゆりなの柔らかそうな唇に触れる。
俺の愛をゆりなに注ぐと、ゆりなからも俺に愛を返してくれる。
それがすげぇー嬉しくてたまんない。
あぁ、俺、ゆりなが彼女で本当よかった。
一生何があってもゆりなを大事にするから。
【END】