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「今度、ダブルデートしような」


「んー。考えとくわ」



私たちはファミレスから出て、お互い違う方向に歩いてこうとする。



「ゆりなちゃん、バイバイ!」


「うん。バイバイ」



大翔の腕に巻き付いてるさくらちゃんは誰が見ても可愛いと感じると思う。



すごく幸せそう~

私は駿也に置いて行かれないように彼の後をくっついていった。


なんで、あんなに可愛くできるのだろうか……

私だってその気になれば!と思い、駿也の腕にそっと近づいて、腕を絡ませ……



「どした?」



立ちどまり、顔だけ振り向いて私を見る。



「なっ!なんでもない……」



結局すぐ、腕を離してしまった。



「コンビニ、寄っていい?」


「うん……」