「駿也が本命彼女作ったとかっ、まじウケる!」
「悪りぃかよっ」
そういうと駿也は頬杖をついて、顔を背けた。
駿也の友人、大翔が駿也の彼女を見たいっ!ということで、3人でファミレスに来ている。
駿也曰く、唯一、“駿也の事情”を知ってるらしい。
「大事にしてやれよ」
「当然だ」
「そういうお前はどうなんだよ。噂じゃ、山城とラブラブすぎて毎日やってるって」
すると、大口を開けて笑い出いだした。
「んなわけねぇじゃん。まぁ、さくらのペースに合わせてるよ。さくらが上目使いで顔真っ赤にして『エッチしたいっ……』ってねだるときがまじ可愛いんだよ」
「なにそれ、やべーじゃん。まじいいな」