何度も口づけしながら、私の腕を一つ一つ解いていく。
すると、ふくらみに駿也の生温かい手が触れた。
「……っ!!」
「大丈夫だから……」
緊張で強張る身体を彼の柔らかい唇が安心させていく。
唇から頬、首筋、胸元……
そして、……ふくらみの先端を口に含んだ。
「…はぁぁん……。駿也、ぃやん……」
『何がやなの?』
ストレートな言葉が耳に入る。
「あっ…れ…?」
目の前には駿也がいる。
けれど、背景に見える青空はなにより、学校の屋上であることを物語っていた。
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