数年前までならミツルのお兄ちゃんであるオサムお兄ちゃんもこの場にいたんだけど、今は就職して年末年始多忙で帰省できないらしいからなぁ。
オサムお兄ちゃん面倒見よくて、この子達が幼い時から大人気だったっけ。久しぶりに会いたくなってきたな。

なんてことを考えていたら、愛加が素朴な疑問を投げてくれた。


「ねえ、なんでみんなそんなにおねえがいいの?愛加やミツにいだっているのにさ」
「だってめいねーが一番小学生みたいな頭なんだもん!」
「うんうん。めいねーはなんか話が合うよね」
「めいねーは、おともだちとおはなししてるかんじになる」


ぐさり、と小学生組の言葉が頭に刺さる。
それって、私の精神年齢が小学生レベルって言いたいんだよね?
私より年下な愛加を差し置いてさ。

なんだよなんだよ、せっかく可愛がってあげようと思ったのに。
そんなこと言われたらナメられてるみたいで心外なんですけど。