- お気に入りのノートとペン
お話のアイデアやキャラ設定もノートに常に書き留めているそう。
お天気から連想した『ウタイテ!』シリーズの5人キャラメモ等も♩
- 誘惑を遮断!スマホロックボックス
見せていただいて一番驚いたこちらの便利グッズ。
時間を設定してスマホを中に入れると、その時間になるまで絶対に取り出すことができない…
という便利グッズ!
第4回となる「野いちごジュニア文庫大賞」がまもなくエントリースタート予定!
それに先立ち、今回『総長さま』&『ウタイテ!』シリーズなど大ヒットシリーズの著者である*あいら*さんにインタビューを実施。
*あいら*さんのふだん執筆スタイルや、ご自身の経験をもとにした野いちご作家さんに向けてのアドバイスなどなど…たくさん聞いちゃいました!
ふだんは野いちごジュニア文庫の読者だけど、作家デビューに挑戦してみたい!
*あいら*さんのように作品を書き続けるにはどうしたらいいんだろう…?
まだ小学生や中学生だけど、作家デビューできるの?
そんな悩める作家さんたち必見のインタビューを、全3回で更新予定です。
当時はノートに下書きをしてから、メールの下書き機能をつかったりして、ケータイで執筆していました。
下書きは、まずノートを4~6分割くらいにして、大まかな起承転結を書くことからはじめます。(出会う・ケンカする・両想いになるなど)
さらにそれぞれを分割して、入学式・デート…など展開を膨らませていく方法で書き進めていました。
──そもそも、小説を書き始めたきっかけはどんな感じでしたか?
もともと、いろんな小説や漫画を読んでいて「自分だったらもっとこういう展開にしたい」と思ったのがきっかけです。
その頃、野いちごから出ている文庫を読んでいて、自分と同じ中学生作家さんが書籍化デビューしているのを知って「自分もデビューできるかも!?」と思って野いちごに登録しました。
──子供のころにはどんな漫画や本を読んでましたか?
いちばん好きだったのは少年漫画。
今書いているような恋愛小説は、中学生もチャレンジできるジャンルだと知って開拓し始めました。
──読んだ物語の中で一番好きなタイトルや好きだったキャラはなんですか?
『NARUTO -ナルト- 』です!ずっとナルトみたいに強くなりたいと思いながら成長しました(笑)。
──キャラやシーン、タイトルなど何から決めていきますか?
深く考えすぎず、とにかく書き上げてみて、そのあと考え直す…というサイクルにした方が進めやすいのでそうしています。
──お話を思いついてから、書いていくときはどんな感じですか?
まず書きたいシーンを全部書き出して、つなげていく。
書きたいものが浮かばないときは、とにかく小説・漫画などコンテンツにたくさん触れるようにしています。
小説や漫画以外にも、映画やドラマ…なんでもとにかく吸収するのが大事だなって思っています。
小説を書き始めたころは、書籍化されている作品やサイトのランキングにあがっている作品は全部読んでいました。
そこから読者の方が求めているものはどんな感じだろうと研究して、そういうときに思いついたアイディアはその場で必ずメモに残していました。
──おすすめのお話の作り方はありますか?
まずは短編を書いて、それら1話ずつをつなげてお話を広げていくのが良いと思います。
出会い、付き合うまでのお話、付き合ってからのお話、その後の話…など。
小説は生ものなので、無理して長編を書こうと時間をかけてしまうより、とにかく短い期間で一気に書き上げた方がいい!
私はひとつのお話を書ききるのに1か月以上かけて書くことはほとんどないんです。
自分が面白いと思って書ききるのがいちばん大事だと思っているので、途中で書くのに飽きてしまうときは、たぶんこのお話はおもしろくないなと割り切って、次にいきます。
無理して書き上げずにどんどん次の作品に行っても良いと思っています。
放置した作品は山ほどあります(汗)
小説を書いていて行き詰ったときは、無理してその小説を書き続けずに放置して、別の小説を書き始めたりもします。
疲れてしまったら、やっぱりしっかり寝て、リラックスするのがいちばんですね!
──リラックスできるプライベートの趣味や、大好きなものはありますか?
とにかく小説を書くことが大好きで、飽きてしまったり作家を辞めたりしたくなったことがないんです。
少しお休みした時期はありますけど、やっぱり書くのが好きだったし、小説を書いている時の息抜きに、別の小説を書くこともあります。
──お話作りの参考になる、オススメのコンテンツをおしえてください!
やっぱり、ディズニー作品ですね。
悪役の設定や立ち回りなどストーリー作りの参考になる部分がたくさんあるんです!
なので、絶対観るようにしていますし、大好きです。
とくにシンデレラは、年代問わず人気の物語に共通している設定だと思います。
最新作の『wish』も、ひとりで映画館へ見に行って泣きしました…(笑)
──ヒット作をつくるコツは何だと思いますか?
とにかくたくさんの作品を読んで読者さんの好みを研究すること。
とくに、ヒロインの作り方がとても大事。
私がヒロインを考えていくときは、読者の方に嫌われない、応援してもらえるキャラクターになるよう欠点をなるべくそぎ落とし、余計なことをしないように意識しています。
なので日常生活でも「素敵だな」と思う人の言葉や行動をよく覚えておくようにしています。
──ちなみに、ご自身の作品の中で一番好きなキャラは誰ですか?
『甘々100%』のカイくん!
今までの作品の中で唯一の全力かわいい系キャラで、自分の好みを凝縮させています。
──次に書くとしたら、どんなお話をイメージされていますか?
ためているネタが50本くらいあって、そのうち20本は実際に書いてみたいと思っています!
とにかく書いていて自分自身がワクワクするものを、これからも書き続けたいです。
──書くことが大好きな*あいら*さん、子供のころから「国語」はやっぱり得意でしたか?
実は…国語はかなり苦手でした。
漢字のテストでは学年最下位をとったこともあります!
夏休みの宿題の読書感想文も、出したり出さなかったり…。
なので、学校の勉強と執筆はまったく関係がないと思います!
今回インタビュー以外にも、ふだんお話を書くときに使っている私物をチェックさせていただきました。
*あいら*さんの執筆スタイルならではの愛用グッズのほか、編集部驚きの意外なアイテムも登場しました!
お話のアイデアやキャラ設定もノートに常に書き留めているそう。
お天気から連想した『ウタイテ!』シリーズの5人キャラメモ等も♩
見せていただいて一番驚いたこちらの便利グッズ。
時間を設定してスマホを中に入れると、その時間になるまで絶対に取り出すことができない…
という便利グッズ!
執筆のお供のドリンクも、小説の内容に合わせてセレクト! 溺愛系のお話を考えている時は、キャラクターの気持ちに寄り添えるように、甘さたっぷりのミルクティーを飲んでいるそう。
ドリンクを入れるのは、*あいら*さんが大好きな漫画『きらめきのライオンボーイ』(著:槙ようこ/集英社)のオリジナルマグカップ! そばに置いておくと元気がもらえる、最高の執筆応援グッズ。
*あいら*さん、ありがとうございました!