「セピア色の街」
3章 扉の向こうがわ
8話 被害者の家族と加害者の家族の痛み
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有が拘束されて1ヶ月
有「毎日手紙を書いてほしい」
叶「書いてあげたい・・・お金が無い」
有「せめて、面会は毎日な」
接見禁止が取れて
面会は、毎日できる様になり、警察署は、ちかくだったので、月から金曜までいった。
10分ほど話せるだけだったが、うれしかった。

裁判で、被害者からの上申書が欲しい。少しでも軽くなるために
そういうこともあり、
有が「おかんと2人で被害者の家に行って謝罪してきて欲しい」
・・・
すごく難しい頼み
・・・・
だって一人のおじいさん亡くなっている。
しかも相手の人は、ひき逃げと思って誠意が無いと感じて、
処罰は、きつくしてくださいと話していたのに・・・

しかし、愛する人のため

覚悟を決めてお母さんに家まで来てもらい。
一緒に出かけた。

チャイムを鳴らすと
「はいどなた?」
叶「あのおじいさんの事故のことで来ました」
「どうぞ」
玄関の中に
入るや否や・・・「何しに来はったん?」

叶「あの有が本当にすみません。おじいさんをひいて死なせてしまい・・・」
被害者の家族「きてもらわんでもいい・顔も見たくない・帰って裁判と弁護士で片つけるから
きても無駄です。もう死んだんだから帰ってこない」

ただただ・・・誤るしかなかった。

19の私には、荷が重い

お母さんも頭下げるだけで何もいえないし・・・

「すみません」といって土下座してから帰った。

被害者の気持ちがこのとき本当につらく感じたし、
加害者の家族もなんといっていいかわからない・・・・どうしょうも無い気持ち

ただ・・・・本当にどうしても変わらないこと現実に悲しむ家族が2つもあるということだ。

車の免許持っていない私は、免停で免許失効しなかったので、
有の変わりに、免許センターに行って変わりに手続き

大きな声で、過失致死事件についてと・・・
言われ
周りの反応が冷たく感じて刺し通されそうだった。
恥と屈辱の針に・・・

代わりとはいえ 痛すぎだ。

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